屋根のメンテナンスを行う際に必ず行うのが、屋根点検です。
見積を作成するために、屋根の状況を把握したり、寸法を測るために行います。
そんな屋根点検ですが、ハシゴで屋根に上って調査する方法とドローンを使って調査する方法があります。
それぞれで、どのような違いがあるのでしょうか?
ここでは、屋根点検についてと、ハシゴ調査、ドローン点検のメリット・デメリットについて解説していきます。
屋根点検では何を確認するのか?
<屋根劣化状況の確認>
屋根点検の一番の目的は、劣化状況の確認です。
屋根材の割れや破損、剥がれ、浮き、コケや汚れ、錆びなどがないか確認していきます。
その劣化状況に応じて、適切な施工方法を考えて提案する形となります。
<屋根の構造の確認>
屋根は下からでは見えないことが多いです。
そのため、屋根に上って、構造を確認する必要があります。
複雑な構造程、屋根工事作業に手間がかかりますし、材料代もかかるため、
お見積もりを作成するうえで、とても大事な確認となります。
<屋根の大きさの確認>
ハシゴ点検の場合は、屋根に上って、直接寸法を測って、大きさを計算することが多いです。
直接寸法を測ることで、間違いのない面積やm数を出すことができます。
でた面積やm数に応じて、費用も変わります。
屋根ハシゴ点検
ハシゴ点検は、屋根にハシゴをかけて、直接屋根に上って点検する方法です。
<メリット>
直接屋根に上るため、屋根の劣化状況をしっかりと確認することができます。
また、寸法も計測することができるため、正確なお見積りを出すことができます。
<デメリット>
ハシゴで点検を行うと、危険が伴います。
屋根材は劣化している非常に滑りますので、転落リスクがある点がデメリットです。
また、屋根材は割れやすく、その上を歩くと、割れてしまい、見積もりの段階で被害を増やしてしまう恐れがあります。
屋根ドローン点検
ドローン点検は最近行われるようになった点検方法です。
ドローンを屋根に飛ばして、カメラから状況を確認する方法です。
<メリット>
屋根に上ることがないため、安全ですし、屋根材を割ってしまう危険がありません。
また、急勾配の屋根にもドローンを飛ばして、状況を確認することが可能です。
<デメリット>
屋根の寸法を直接測れないため、図面に頼るしかない点です。
図面等なければ、ざっくりしとした計算方法となり、近い数字でのお見積もりとなります。
カメラで撮影したものでは、見えづらいこともあり、劣化状況をしっかりと確認できない場合もあります。
まとめ
屋根点検はお見積りを作成するために重要な作業となります。
点検方法はハシゴとドローン点検の2つがあります。
それぞれ、メリット・デメリットありますので、しっかりと把握して依頼していきましょう。
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