屋根の工事は葺き替え工事やカバー工法などがありますが、その中でも屋根塗装は外観をきれいに保ったり、遮熱効果があったりと様々な効果があります。
逆に屋根塗装を怠ってしまうと雨漏りに繋がったり、屋根材の劣化が進んでしまいます。
屋根塗装に向いているタイミングや屋根塗装ではなく他の工事が必要な場合もあるので、工事を依頼する前に事前に確認しておきましょう。
屋根塗装のメリット
1番分かりやすいメリットは外観がきれいになることです。
今までと変わらない色できれいに塗装して直すのも良いですし、全く違う色して気分を入れ替えることもできるので、きれいな外観を保ちたい方におすすめです。
また塗装をすることで防水にもなり、下地に水が浸入しなくなるので雨漏りの防止にもつながります。
塗装を怠って下地まで侵入してしまうと、塗装だけでは防ぎきれず葺き替え工事などが必要になってくるので、劣化が進む前に定期的に塗装しておくことが大事です。
塗料によっては断熱効果や遮熱効果がある塗料があります。
これにより室内の温度が上がりすぎたり、下がりすぎたりしないので、エアコンなどの電気代節約にも繋がります。
他にも防カビなどの高機能な塗料があるので、必要に応じて塗装をすることにより効果が出ます。
屋根塗装のデメリット
屋根はどうしても紫外線など外からのダメージを受けやすいので、定期的に塗り替えが必要になります。
高機能な塗料ほど費用も多くかかってしまうので注意する必要があります。
塗装は何度も繰り返すと逆に塗料の厚みで雨漏りが起きたりするので、しすぎるのもよくありません。
塗装しすぎることで逆に屋根の劣化を進めてしまうことがあるので、塗装が必要なタイミングはいつなのかしっかり見極めておきましょう。
屋根塗装が必要なタイミング
築年数が10年以上経っていたり、屋根が全体的に色あせている、塗装が剥がれているといった場合は屋根塗装が必要なタイミングです。
しかし、築年数30年以上で屋根の劣化がかなり進んでおり、雨漏りしている場合や色々なところでひび割れが見られる場合は塗装をしても意味がないので、葺き替え工事など別の工事を検討しましょう。
もちろん目視では確認しきれないことがあると思いますので、業者に確認してもらうことが大事です。
まとめ
屋根塗装は外観をきれいに保つだけでなく、防水効果があったり劣化の予防にも繋がります。
築年数が古いと屋根塗装だけでは効果がなく無駄な工事にもなり兼ねないので、事前にチェックしておきましょう。
また業者によっては塗装にムラが出る場合もあるので、業者選びも慎重に行うことが大切です。